相続・贈与の「いつ」「どうやって」を解決

財産を配偶者や子や孫などに引き継ぐ際に、相続税や贈与税がかかる場合があります。相続・贈与が発生しそうなとき気になるのが損しないための対策方法ではないでしょうか？木下会計事務所では「いつ」「どうやって」をお客様に合わせて最適な案をご案内しております。

相続税・贈与税の早見表

以下の表に、相続・贈与に掛かる税率の目安を一覧化しました。
贈与税は、相続税に比べ基礎控除額が低く、税率が高く設定されています。これは、相続税の課税から逃れるために生前に贈与されないようにするため考えられております。
しかし、贈与税は、人やタイミングを分けることにより節税が可能です。その結果、相続税の節税になります。

贈与税
基礎控除(110万)後の課税価格	一般		20歳以上の者への 直系尊属からの贈与
	税率	控除額	税率	控除額
200万円以下	10%	-	10%	-
300万円以下	15%	10万円	15%	10万円
400万円以下	20%	25万円	15%	10万円
600万円以下	30%	65万円	20%	30万円
1,000万円以下	40%	125万円	30%	90万円
1,500万円以下	45%	175万円	40%	190万円
3,000万円以下	50%	250万円	45%	265万円
4,500万円以下	55%	400万円	50%	415万円
4,500万円超	55%	400万円	55%	640万円

相続税
法定相続人の法定相続分取得金額	税率	控除額
〜1,000万円	10%	-
1,000万円〜3,000万円	15%	50万円
3,000万円〜5,000万円	20%	200万円
5,000万円〜１億円	30%	700万円
１億円〜２億円	40%	1,700万円
２億円〜３億円	45%	2,700万円
３億円〜６億円	50%	4,200万円
６億円〜	55%	7,200万円

相続税と贈与税はどちらが安いというものではない！

相続税と贈与税の税率は、同じ課税価格であれば、贈与税の方が高く設定されています。
しかし、贈与よりも相続によって財産を引き継いだ方が税金が安くなるのかと言うと、一概にそうとは限りません。
場合によっては、贈与を組み合わせた方が税金が安くなるケースがあります。
また税率は、累進課税という仕組みになっており、財産の額が大きければ税率が高くなる仕組みになっています。毎年少額ずつ贈与することで、低い税率で財産を引き継ぐことができます。
相続税や贈与税がなるべく安くなるように財産を引き継ぐためには、相続税や贈与税の仕組みを理解し、相続や贈与を組み合わせて計画的に財産を引き継ぐことが有効なのです。

木下会計事務所では、資産や相続相手に合わせて最適な計画を立てます。

木下会計事務所では、事前相談を多くいただき計画的に相続・贈与対策を行っております。お問合せいただき面談を行っておりますので、まずは気軽にご相談くださいませ。